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京阪電鉄・天満橋駅(Ⅰ) [大阪城・天満橋(大阪)]

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OMMビル(大阪マーチャンダイズ・マート・ビルディング)

ここは元々京阪天満橋駅。


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明治43年4月15日開業前日の天満橋駅。

天満橋から京都・五条まで100分で結ぶ京阪電車の開業です。

(京阪ロマンスカー史・上より)


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明治44年発行2万分の1地形図。

天満橋南詰すぐに京阪天満橋駅が描かれています。


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ホーム1本発着線2本の貧弱な駅舎。(鉄道ピクトリアル2009年8月号)

 

当初は高麗橋を起点にする予定だったが、

大阪市電が走るということで天満橋へ始発駅を後退。

そこで、大阪市電に乗り入れ梅田まで行く途中駅になる予定だったが、

それもうまくいかず、このような駅舎になってしまったらしい。

 

京阪苦難の歴史は最初からだったんですね!

 

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開業直後の天満橋駅付近(京阪特急より)

寝屋川を渡り、開業祝賀アーチに飾られた天満橋駅へ!

 

(追記)

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阪神も梅田から市電経由で天満橋まで乗り入れる予定があったらしい。

京阪乗り入れと同じく、「(小さい)市電規格の電車でないとダメ」となり破談に...

 

これが実現していれば、今の阪神と京阪とは全然違うことになっていたかもしれませんね。

 

明治y44年(一年間だけ)には、

南海上町線(現・阪堺上町線)が同じく市電経由で天満橋まで乗り入れありました。

この発想で阪堺電車の再建と大阪の観光資源再発掘を考えてもええんじゃないかと思う。


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