阪急西宮北口駅ダイヤモンドクロス

阪急西宮ギャラリー（阪急西宮ガーデンズ）にあるジオラマです

西宮北口駅にあった「ダイヤモンドクロス」です

阪急神戸線と阪急今津線という高規格路線同士の

平面軌道交差（ダイヤモンドクロッシング）がここにありました

西宮球場も写ってます周辺にはまだまだ田畑が目立ってますね

（写真は阪急西宮ギャラリー展示のもの）

神戸線の待避線を含めた4本の線路と今津線の複線2本の線路が

「直角」に平面交差していました

この規模では世界でも類を見ないものでした

神戸線の10両編成化に伴い今津線を分断、

ダイヤモンドクロスは1984年に姿を消しました

こんな感じでした　　　　　　　　　　　「私鉄駅物語」より

確か、無事故でその役割を終えたと記憶してます

電車がダイヤモンドクロスを通過する際に、

もう一方の電車が侵入しないように信号で停める訳ですが（当たり前）

びっくりしたのは

事故防止のために念のため、

仮に侵入してしまった場合には脱線するようになっていた・・・

（ポイント切り替えは脱線方向に）

写真、今津線の奥にポイント（切り替え）が見えますが、その先は線路無し

まぁ、それで電車も停まるし、大事故も防げますね（小事故で済む）

凄いです阪急さん

知りませんでした無事故素晴らしいです

これですね左線路の分岐先は線路なし

 

現在の分断されている今津線南側（今津方面）です

せっかく阪急・阪神合併したんやから

今津駅で乗り入れ復活したらええのに・・・

「なんば」と「宝塚」結ぶ特急走らせるとか

次は「阪神国道駅」・・・この駅名、変えずにそのまんまですね

神戸と大阪結ぶ路面電車・阪神国道線っていうのがあったんですよ～

「阪神国道線Wikipedia」より

現在、今津線の高架化工事中です。

当然平面交差は再現されませんが、これで南北分断は解消されます

1926年当時には技術的に難しかった立体交差がが実現し、

便利で安全になるのですが。。。

夢と魅力が無くなったという感じ

安全とかは・・・慢心によって起きる事故の方が心配ですよ～

 

今津線北側です

この先にダイヤモンドクロスがあったんですかね

 

神戸線のホームです

ダイヤモンドクロスがあったんは、この辺かな・・・

何の面影も残ってないですね

長い間、（本線に普通が停まって）特急が待避線を走る状態でした

（今は日中を中心にちゃうみたい）

とにかく、この駅は複雑だから運営の苦労がたくさんあったんでしょうね

地下通路をはり巡らしたり・・・

地道に問題を解消してきた経営姿勢は小林一三の教えそのものですね

南北分断直後の写真ですね　　　「鉄道ピクトリアル・特集阪急電鉄」より

最後に、

なんでダイヤモンドクロスが、

そんなにわーわー騒がれるのかと言いますと・・・

電車が平面交差を通過する際に出る車輪の音

この通過音が鉄ちゃんにはたまらないってことなんですよね

私も大好きですガタゴトガタゴトとても魅力的です

（ここの通過音は、ほんとに脱線したと間違う人もいた程だったんですよね）

「bellwood1975さん、You Tube」より

懐かしい映像と、車輪の通過音をお楽しみください

こっちの方がよりええ映像かな

西宮北口ダイヤモンドクロッシング（You Tube）

西宮ガーデンッズ北側にある「高松ひなた緑地」に

モニュメントと実物のレールが展示されています

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