安居神社・真田幸村 [あべの・天王寺(大阪)]
大阪市天王寺区「安居神社」です
天王寺七坂の「逢坂」と「天神坂」の挟まれたとこにあります
この神社、とても有名なんですが、何でか知ってはります
大阪市内ですが、けっこう静かな雰囲気です
神社は、菅原道真公を祀ってます。
大宰府に流される前に休憩したとか・・・安居天満宮とも言われています
しかし、それにしても天満宮多いねぇ。休憩したというだけで・・・
菅原道真みんな好きやったんやね
話は戻ります
菅原道真のお陰で有名であるとか、
大丸創業者がこの神社好きだったから有名だというわけではないですよ
ちょっと赤いのぼりの文字見ればおわかりになります
巷では歴史ブームとのこと歴女と呼ばれる女性達も・・・
そんな方も、元々歴史好きな方なら当然ご存じな神社・・・それが安居神社
ここは大坂夏の陣(1615年)における真田幸村戦死の地です
真田幸村は昨今の歴史ブームで人気ナンバーワンとか
某ゲームの中で、
「御屋形様~」と連呼する青臭い真田幸村は勘弁して欲しいです
真田幸村で知られていますが、正しくは・・・
真田左衛門佐"信繁”(さなださえもんのすけ”のぶしげ”)ですね
ブームと関係なく、元々人気抜群でしたけどね
「大坂夏の陣図屏風」に描かれている真田幸村(信繁)隊です
わざわざ目立つ赤鎧(赤一色の軍装)で統一され、
一糸乱れることなく戦った真田勢とのことです
真田勢は勇猛なことは徳川勢にも知れ渡っており、
要は、みんなびびってたってことですね
「関東勢百万も候え、男は一人もなく候」と捨て台詞
かっこええー
徳川家康が切腹を覚悟したほどの幸村の猛攻・突撃
家康本陣は大崩れ
旗本どもは蹴散らされ、馬印も倒され、家康は這い蹲った状態で逃げていった・・・
家康の馬印(金扇)が倒されたのは生涯二度
武田信玄にこてんぱんにされた三方ヶ原の戦いと、この幸村との戦い
ここでよく聞く「家康の馬印(金扇)」・・・現存していないそうです
あんまりパッとしませんね
そうなると、豊臣秀吉の「千成瓢箪」の方がなかなかいけてますねぇ
当時はかっこ悪かったんかもしれんが・・・
真田太平記・池波正太郎著(新潮文庫全12巻の第11巻より)
最終的には軍勢に勝る徳川方に追い詰められ、
疲れきった幸村が「安居神社」にて味方の看病をしているときに襲われ、
越前松平勢の西尾仁左衛門宗次にその首を授けた・・・享年49歳
社務所では、幸村グッズが売ってました
六文銭のお守りは勝利のお守り・・・
真田十勇士グッズもありましたよ
柴田錬三郎の人形劇も懐かしいですね
「You Tube」より NHK「真田太平記」真田幸村家康本陣に突撃!!
ドラマの幸村役は草刈正雄です
かっこええです
徳川家康は、ほんとは幸村に討ち取られたという説もありますね
大坂冬の陣の「えいえいやーえいえいやー」と勝利の雄たけびとともに
凱旋していくシーンもええんですが、VHSにはいったまま・・・
ちなみに、YouTubeに映ってる女性は遥くららさんです(お江役)
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